ご挨拶
長野県建設業協会上小支部
支部長 佐藤 公明
令和4年5月
平素は、当長野県建設業協会上小支部に対し多大なる御支援、御協力を賜りまして、心より感謝申し上げます。
さてこの度、令和4年4月22日開催の通常総会におきまして、第19代支部長に就任致しました。
当支部は、昭和元年に「長野県請負同業組合」の支部として発足し、今年で97年目を迎え、歴史と伝統のある組織の「長」として、先輩・諸兄から運営を任され身の引き締まる思いであります。これまでは副支部長として栁沢前支部長を補佐して参りましたが、これからは会員の皆様の協力を頂きながら率先して支部活動を盛り上げて行く所存であります。
現在われわれ建設業を取り巻く環境は、令和元年10月の台風19号災害、令和2年7月の豪雨災害と2年続けて大きな災害を受けましたが、約2年半の時をかけ、上小管内の建設業者が懸命な復旧工事に当たり工事がほぼ完了しました。
この未曾有の災害から改めて「地域に住む人々の安全、安心を守る」という大切な役割を担うことの重要さを自覚し、国による「防災・減災・国土強靭化のための5か年加速化対策」を活用しながら、インフラ整備に取り組んでまいりたいと思います。
また、建設業の現状として、若い力が不足しています。昔の3Kのイメージが強く残り敬遠されることも多々ありますが、今は効率よく、生産性を上げて作業を進めるためにICT(情報通信技術)の活用が進んでいますし、週休2日制への取組も実施し働きやすい環境の整備も行っております。
技術者不足、技能者不足を解消し、若い力と行動力・熟練の知恵と経験を融合させ地域の皆様に信頼され、そして将来に渡って希望が持てる建設業にしてまいりたいと思っていますので、「是非建設業に興味を持って下さい」
結びになりますが、我々上小支部会員と組合員26社が力を合わせて共通の目標である、地域社会を守る基幹産業として、社会に貢献する企業になれるよう、関係各位のご指導ご協力をお願いするとともに、皆様方のご繁栄とご健勝をご祈念申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。